情報分析によるデーダベース化を図り、業務効率アップ!!
ランダムブログとは、不定期に更新され、内容的にも事業に関連することだけではなく様々なジャンルについて考察することを目的としています。
■2009年
2009.3.15
フリーウエア
ウェブサイトから簡単にダウンロードして無料で利
用できる窓の杜やVectorなどでもおなじみのフリー
ウエア。ビジネスユースなものから趣味性の高いものまで様々なソフトが出回っているが、その中でも特に利便性が高いものとしてはUSBメモリに入れて持ち歩けるタイプのメーラーやスケジューラーがあげられる。外出先や自宅のPCにUSBメモリを差し込む
だけで、会社と同じ環境で作業することが可能に。またGoogleのStarSuiteはOffice系ソフトと互換性が
あり、ある程度までワードやエクセルが利用できる。最近では、動画などのフォーマット変換ソフト(ファイル形式が違うために動画が見られないといった事態を解消する)も人気がある。ところでこれらのソフトはなぜ無料なのだろうか?一つはプラットフォーム化。典型例はiTunesで、無料で配布してシエアを広げiPodを買ってもらうというもの。Acrobat
Readerも同じ手法である。またブラウザなどでは、
例えばあらかじめGoogleの検索窓が組み込まれてい
て、検索する度にGoogleから開発元にお金が入る仕
組みもある。個人開発のソフトの場合には、プログラマーの技術試しという側面が強いらしい。様々な種類が出回っているフリーウエアだが、注意しなければならないのは、無料であるが故に保証がないということである。一番無難なのは既に評価が定まったものを選ぶという方法だろう。
2009.1.10
点字とUD
駅の券売機をはじめ公共施設などでよく見かける点
字。その歴史は意外と古くナポレオン時代のフランスで、夜でも触覚だけで伝令するための暗号用文字として考案されたが始まりといわれている。それを視覚障害者のために改良したのがルイ・ブライユという人物で、1825年にアルファベットの6点式点字を完成させた。日本語版を考案、普及させたのは東京盲学校の石川倉次で1890年のことである。6点式点字とはサイコロの6の目のような構造で、各点を指で感知できるよう凸点にして、その組合せで文字や数字に対応させるそうだ。一般的な感覚では視覚障害者のほとんどの人が点字を読めると思いがちだが、実は日本国内に約31万人いる視覚障害者のうち点字が読める人は一割程度だという。その理由は点字を必要としない弱視者が多いことによるが、中途失明などで点字を学習する機会を逃した人なども含まれた数字だそうだ。同じ障害を持つ人でもこのように状況が異なるということを認識させられる話であるが、これはまさにUD(ユニバーサル・デザイン)の基本コンセプトに通じるものだと思った。